テンジロウです。
漫画「闇金ウシジマくん」が完結したらしい。
連載が終了したという事らしいが、単行本派の俺はまだ結末は読んでない。
46巻で完結との事で、これから45巻を読む俺にとっては後2冊で終了である。
寂しい限りである。
「闇金ウシジマくん」とはタイトル通り闇金の話なのだが、これを読むと絶対に闇金には手を出さないと心に誓ってしまう反面教師のような漫画。
格好いいキャラクターや、憧れのキャラクターなんて一切出てこない。
出てくるのは、リアルでいそうな絶対に関わりたく無い強烈なアウトローや、リアルでいそうな絶対になりたくないクズやダメな人々。
普通の人々も、少しの間違いで堕ちていく、それがリアルで他人事では無い。
登場人物全員、モデルがいるのじゃないのかと思うぐらいリアルである。
相当な取材をされていたそうだ。
その上、暴力が全く恰好よく描かれていない。
暴力は暴力として醜く凄惨に描かれている。
読者がサイコパスでも無い限り、そこに暴力・アウトローへの憧れが生まれる余地は一切ない。
闇金の債務者達も最後はほぼ悲惨な結末をむかえる。
「闇金ウシジマくん」を読んで、堅実に生きる事の大切さを感じてしまった。
まだ読んだことが無い方は一度読んでみると、何かしら感じる事があると思う。
それと世間の皆様お願い、最終46巻が発売されるまでは結末のネタバレとか勘弁して。
いやまじで。
この記事を書いた後、今45巻を読み終わりました。
とあるシーンの団地の空気感が秀逸で、団地育ちの俺にはグッときました。
最終巻発売を震えて待ちます。