テンジロウです。
かれこれ4~5年前になりますが、俺はHIV検査を受けました。
HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスのことです。
HIVに感染すると、通常はかかりにくい病気にかかってしまったり、およそ数年~10年程度でエイズを発症するようです。
HIVに感染すると完全に体内から排除する治療法はないようですが、HIV感染からのエイズの発症をおさえる治療はできるようです。
エイズの発症を抑える事ができれば、長期間にわたり健常者と変わらない生活ができるようです。
すなわちHIVは早期発見が非常に重要なのです。
俺は名古屋市の保健所で検査を受けました。
完全無料の匿名で受ける事ができ、一切の個人情報を出していません。
検査を受けた理由は、安心したかったから、これだけです。
HIVに感染している事に気付かずに突然エイズ発症。
こんな恐ろしい事はないよなと思っただけです。
まあねぇあれですよ、風俗だって行った事あるし、なんといいますかイロイロありますよね。
若気の至り、腋毛の左です。
それで少しでも不安に思っているなら、検査を受けて白黒つけちゃろかいって事でした。
検査を受けたのは、とある土曜日。
検査開始は13:30とかだったはずで、俺は12:30頃には到着しました。
もうすでにエレベーターホールに行列ができていて驚きました。
並んでいた方は比較的若い方たちが多かったと思います。
定員に限りがあり、開始時間前にも関わらず既に断られていた方もいました。
開始1時間前ぐらいには行って待つぐらいがいいかもしれません。
開始時間になると、番号札を渡されて順番に呼ばれ採血するだけです。
この時も一切、名前も住所も個人情報を伝える必要はありませんでした。
採血後は大きな待合室で待つことになります。
待合室といってもランダムに椅子とテーブルが置かれていて、他の人とは程よい距離を保てる感じでした。
スマホをいじりながら多分1〜2時間ほど待ったと思います。
周りを見ると実に様々な方がいました。
カップルで受けている方や、夜のお仕事っぽい方、本当に普通っぽい方から、学生風の方もいました。
皆さん様々な理由や想いで検査を受けているのでしょうけど、当然その理由は誰にも詮索されませんし、うかがい知る事もできません。
順番に番号が呼ばれ個室で結果が伝えられます。
やがて呼ばれた俺は「はい」と返事をして入室。
この時はさすがに胸がドキドキ心臓バクバクでした。
そして。
「陰性です。お疲れ様でした」
と通知書を渡され終了です。
実に簡単でした。
これが仮に陰性の検査結果がでなかった場合は、さらに詳しく確認検査を行う運びになるようです。
と、このように難しい事は何もありませんでした。
もし、自分はHIVに感染してないだろうかと思い悩んでいたり、不安に思っている人は絶対に検査をした方がいいです。
感染していなければそれで安心を得る事ができますし、感染していたとしても治療によりエイズの発症を抑えて健常者と変わらない生活を送ることができるのですから。
HIV検査を受けるデメリットなんて何も無いと思います。
むしろメリットしかありません。
しいていえば、パートナーに余計な詮索をされるって事ぐらいかな。
「何よアンタ、急にHIV検査受けるなんて!なにしたの!?」って。
まぁ、そこは内緒で受けてしまえば無問題だね。
っていうかパートナーを大事に想えばこそ受けた方がいいと俺は思います。