テンジロウです。
食事中などに「モグモグモグモグ、ガリっ!!・・・あれ!?」という感じで歯の詰め物が外れてしまうことがありますよね。
歯のダメージの他に精神的ダメージも大きいかと思います。
さて、そんな時はどうする?
・取れた詰め物を保管する。
とりあえず取れてしまった詰め物を丁寧に確保してください。
外れた原因が接着の劣化などであれば、再度詰めて治る可能性があります。
・できる限り早急に歯医者さんに行く。
外れた詰め物を持って、早く歯医者さんに行ってください。
時間が経ちすぎると虫歯が進行して歯の形状が変わり、そのままでは詰め物が取り付けれなくなる場合があります。
1~2週間以内には行った方がいいかも知れません。
問題無く詰め物を再取付できた場合はそこで治療終了です。
・さてここからが本題です。
以前私、八王子市へ出張中の時に詰め物が外れてしまい、即座に歯医者さんに行った事がありました。
結果は・・・
「これは虫歯が進行した事によって詰め物が取れてしまっています。歯根が割れ欠けていますので治療は無理です。抜歯するしかありません。」
え!?
ショックでした。
しかし、歯科医の先生が抜歯するしか無いと仰っているので私は抜いてもらう事にしました。
ということで現在私の左下奥歯は1本ありません。
話はこれで終わりではありませんでした。
なんとなんと、もう1本抜かなければいけない歯があるというのです。
え!?うそでしょ?
「左上の奥から2番目の歯も虫歯が進行しすぎて抜かないとダメです。」と先生から言われてしまいました。
いやいやマジかと、2本も歯を失ってしまうのかと、ショックでした。
しかし、出張もそろそろ終わりでしたので、とりあえず地元名古屋に帰ってから抜歯をしようと思いました。
「わかりました先生、私もうすぐ出張が終わって名古屋に帰ることになってますので、名古屋のかかりつけの歯医者さんで抜いてもらいます。」
と私は虫歯を残したまま名古屋に帰りました。
そして早速お世話になっている地元の歯医者さんに行き、事情を説明して診てもらいました。
「先生・・・八王子の歯医者さんで、この歯は抜かないとダメですって言われたんですけど」
と地元の歯医者さんにたずねました。
すると先生は。
「ああ・・・これね、うんうん、ああ・・・はいはい」
さようなら私の[左上の奥から2番目の歯]よ・・・と思っていると。
「テンジロウさん、これね抜かなくても良いよ。」
え!?今先生なんと?
「確かにね教科書通りに言えば、抜かないとダメなんだけど、僕なら残せますからコレ」
ホント!?
「なるべく今ある歯は残せるように僕はしたいからね。うん、大丈夫、残してあげる」
救世主かと思いました。
既に失ってしまった1本も、すぐに抜かずにこの救世主先生に診てもらえばよかったと後悔しました。
・結論
虫歯が進行しすぎて、歯医者さんから「抜歯しか無い」と言われてもその場で即決しない方がいいです。
別の歯医者さんにも診てもらうことを強くお勧めします。
もしかすると、腕の良い歯医者さんであれば残せる可能性があるかもしれません。
抜いてからでは遅いのです。
あれから4年程経ちますが、今でも何事も無く左上の奥から2番目の歯は残っています。