吉田聡傑作短編集「Birdman Rally 鳥人伝説」を読みました。

やっぱり漫画はいいね。

 

今回はノリズムさんからオススメいただいた

漫画「Birdman Rally 鳥人伝説」を読みました。

「湘南爆走族」で有名な吉田聡さんの短編集です。

単刀直入に感想を書かせていただきますと。

泣いた。

2001年ぐらいに発売された短編集です。

短編漫画がいくつか収録されています。

中でも表題になっている「バードマンラリー」。それと「ダックテール」が特に良かった。

ノリズムさんも「ダックテール」が良いって言ってました。

うん、すごくわかる。

 

「バードマンラリー」

幼いころから人力飛行機で飛ぶという夢を追い続けている高校生の浮田康介と、幼なじみで今は番長の城之内映二の物語。

失敗ばかりでいつもケガだらけで、周りにもバカにされている。

一度も飛べないけど康介は決してあきらめない。

そんなある日、東京から町に門仲理沙という女性がやってくる。

彼女は失恋の傷を癒すため、この町に一月ほど滞在するという。

お互いに惹かれ合う康介と理沙。

いつしか康介が空を飛ぶ姿を見ることが、理沙の夢になる。

静養を終えた理沙が東京に帰るその日、康介と映二はどちらが理沙のハートを掴むことができるか勝負をすることに・・・

 

 

「ダックテール」

イヤなことがあると、ガマンできないゲリが始まる高校三年生、金子敬太。

ホコリと油まみれのバイクを駆る、ツッパリロックンローラー29歳、片平しのぶ。

運命の公衆便所で出会った二人。

昔の恋人に会うために、バイク1台男2人の熱い旅が始まる。

大切なモンのために・・・

 

 

いや~素晴らしい漫画短編集です。

他にも収録されていますが、この2本がホントによかった。

ハンカチ必須です。

登場人物たちがみんな、不器用で真っすぐなんです。

私のようなダメな大人に何か大切なモンを思い出させてくれる、そんな漫画です。

損だとか得だとかそんなことじゃなくて。

もういい歳なんだから、とかじゃなくて。

自分の道をつっぱしる。

そんな素敵な、物語が詰まった短編集でした。

私もノリズムさんと同じでダックテールが一番よかったかな。

ちなみにリーゼントを描かせたら、吉田聡さんの右に出る者はいないとつくづく思いました。

 

「Birdman Rally 鳥人伝説」は、ebookjapanで試し読みができます。

紙の本で手に入れるのは難しかったので、私も電子書籍で読みました。

興味があれば是非読んでみてください。

>>ebookjapan「Birdman Rally 鳥人伝説」はこちらです。  

 

 

「おまえのそのリーゼントさあ。うしろから見るとアヒルのケツの羽みたいだぜ」

「そのままだ。ダックテールっていうのさ。オレのこだわりよ。」