【少年時代の自分へ】『大人になんかなれていない』

少年のころ、今みたいな大人になりたいと思っていただろうか。

こんな質問されたらどうだろうか。

私は思わず閉口してしまう。

 

少年のころは「大人はもっと大人」だと思っていた。

しかし、実際に大人になった今どうだろう。

私は自分が大人になったなどと思っていない。

自分を見ていると、こんなのが大人だなんて到底思えない。

 

少年の頃に心を鷲掴みにされたロックを

大人になっても聴いているなんて想像もしていなかった。

ロックは若者のものだと当時は思っていた。

 

 

『だけど、あの頃の俺よ。

驚くな。

俺は未だにロックを聴き続けている。

まだロックは俺の心を離してはくれない。

たしかに、社会への向き合い方や、仕事に対する考え方、家族を養う大変さなんかはある程度覚えたよ。

そういう意味では、お前から言わせれば大人に見えるのかもしれない。

でも、こんなの大したことじゃない。

人生を歩いて行けば、みんな苦労の中で学んでいくもんなんだ

難しいのは、最初の気持ちってのを忘れずに持ち続ける事。

これが一番難しいんだ。

最初の気持ちを忘れることが、大人になるって事ならば、大人になる必要なんかないかもね。

大切なのは、少年のころの心を手放さないことだ。

わがままになれとか、好きなことだけすればいいとか、そんな事を言っているんじゃない。

俺は少年のころの俺を裏切りたくないってことを言ってるんだ。

 

まあ難しいんだけどね。

本当に色々あるんだよ。

この歳になると新しい友達なんて中々できないしね。

この人と付き合ったら得かな?損かな?とか、そんな事ばっかり考えてるよ。

そういう面でいったら俺も嫌な大人だよね。

 

とりあえず未だにロックは大好きだからそこは安心してよ。

現在もXのブルーブラッド聴きまくってるし、メタリカのアルバムも聴きまくってる。

ラフィンノーズもまだ普通にライブやってるし。

娘はもう19歳と15歳だよ、考えれないよね。

嫁ともそれなりに仲良くやってるよ。

20代で結婚するんだよ、考えられないよね。

女っ気ないもんな。

 

中学2年の時に、ひそかに気になっていたひとつ上の子に

声をかける事も無く終わっちゃって・・・

高校になってからも偶然バス停で見掛けたりしたけど、

声をかける事も無く終わっちゃって・・・

何でもいいから話しかけときゃよかったなって今になって思うよ。

やった後悔よりも、やらなかった後悔の方が強烈だからね。

だからさ、何でもやってみたほうが良いよ。

 

直感と理性なら、少しだけいつも直感が勝っている、そんな大人になるのがいいよね。

それを大人と呼ぶのかどうかは知らないけれど。

まぁ何にしても諦めない事だ。

「どうせ」「だって」「でも」こんな言葉は発しちゃダメ。

できない事なんか無いって勘違いしてればいいんだよ。

勘違いしかない、勘違いだけで生きていく。

そんな感じでいいよ。

 

なんの話だっけ?

あぁそうだ、今でもロックが大好きだからって言いたかったんだ。』

 

私は昔、大人はもっと大人だと思っていました。