私はなんのために生まれてきたのか。
なぜ人は必ず死ぬのか。
人は死後どうなるのか。
誰もが一度は疑問に思ったことがあると思う。
亡くなった人は今どこにいるのだろうか。
誰もが一度は疑問に思ったことがあると思う。
夜空を見上げて、宇宙って一体なんなんだろう。
誰もが一度は疑問に思ったことがあると思う。
138億年前に宇宙が誕生したといわれている。
それ以前は完全になにも存在しない無の世界。
しかしこれは「無」が存在しているのだから、
完全な「無」では無い。
「無」がそこには有った。
それを「量子真空」といったりするらしい。
その量子真空のなかに、わずかな「ゆらぎ」が発生した。
そして、そこに「意識」が誕生し、急激に拡大を始めた。
そうビックバンだ。
それは光の速さで拡大をし、それは138億年たった今も続いている。
光あれ。
そうそれはまさに光。
すべては光から始まったということ。
量子真空の中で、誕生した意識。
あなたの正体は「宇宙意識」。
宇宙はあなた。
あなたの意識は、
宇宙意識が地球という場で修行をして
様々な経験をし、魂を成長させるために、
あなたの人生を歩んでいる。
分かりやすくいいます。
「大きな湖」を想像してみてください。
それが「宇宙意識」だとします。
その宇宙意識である湖から、
コップに水を入れます。
その水が例えると人の意識、
コップが人の肉体ということになります。
そのコップに分けられた水は、
「宇宙意識」という大きな湖から分けられた
「自己意識」なのです。
つまりそれが「私」となるわけです。
その「私」というコップの水は、
そこから現実世界を見つめ続け、
様々な事を学びます。
それが人生です。
そして人はいつか必ず死にます。
その肉体であるコップはいつか割れてしまい、
その中の水は、元の湖に還っていくのです。
「私」という自我は消えて、
「宇宙意識」に混ざっていきます。
そうして宇宙は成長していくのです。
すべての人の意識が還る場所が宇宙意識であり、
すべての人が宇宙意識そのものだと言えます。
人の人生なんて宇宙の歴史に比べたら、
ほんの一瞬の出来事。
宇宙にとっては瞬きほどもない時間。
ならば、自分の人生どんな事だってできるように思える。
とりあえず死ぬまでガムシャラに精一杯生きればいいじゃないかと思う。
なぜ私は生まれてきたのか。
そんなことは、この肉体が滅びて、
意識が宇宙に還る時にいやでも分かる事なのかもしれない。
ならばこの一度しかないかけがえのない人生の、
一瞬一瞬を大切にして生きるだけ。
どうせなら自分の人生を愛して。