多分、私がこの世に生まれた事には、なんの意味もない。
あなたが生まれた事にも、なんの意味もない。
結局、人がこの世に生まれてくることに、意味なんてないのである。
なんて、身も蓋もない話をしてしまったが、事実なんだから仕方がない。
元々人生に希望なんかないし、ましてや意味なんか何もない。
じゃあ何のために生まれてきたのか。
生きる意味なんかないじゃないかと言うと、そうではない。
決してそうではない。
じゃあどうするのか。
人が人生に希望を与えるんです。
人が人生に意味を与えるんです。
私が私の人生に意味をあたえるんです。
人生は何も与えてはくれないんです。
あなたの人生を豊かにできるのはあなたしかいない。
私の人生を貧しいものにするのは、私しかいないのです。
少し話は変わりますけど、
「人生の折り返し地点」って言葉をよく聞きます。
私はこの言葉が好きではありません。
折り返し地点なんて、まっぴら御免です。
私の人生に折り返し地点なんて必要ありません。
今まで来た道をまた戻っていくような気がして、
「人生の折り返し地点」なんて言葉が好きでは無いんです。
私は死ぬまで進み続けたいんです。
なんで折り返さなきゃいけないの?と思うのです。
人生に前半も後半もないじゃないですか。
いつ終わるかもわからないし、いつまでも終わらないかもしれない。
だから私は折り返しません。
自分の限界を自分で決めたくはありません。
自分の白髪や目尻のシワや頬のシミまで、人生で得た戦利品です。
その一つ一つが、自分の人生を愛してきた証だと思っています。
自分の人生を愛する人が増えれば、世界はもっともっと良くなると思う。
自分の人生を見つめて愛せば、人生はきっと豊かになる。
人生折り返す必要なんかないんじゃないかな?
だってその先にだって、まだまだ愛すべき人生が続いてるんだから。
今立っているここが、頂上かどうかを決めるのは自分しかいないしね。