テンジロウです。
皆さんは、誰かとの忘れられない会話ってありますか?
記憶に刻まれている誰かの言葉ってありますか?
俺には、おそらく生涯忘れないであろう会話があります。
それはまだ小学生低学年の頃の幼なかった長女との会話です。
俺は当時30代前半、仕事も忙しくほとんど休みも無く働いていました。
遊びたい盛りの長女を何処かに遊びに連れていってやる事も中々できず。
長女が起きる前に俺は仕事に出かけ、長女が寝た後に俺は仕事から帰ってくる日々が続きました。
長女には寂しい想いをさせていました。
今の、この幼い長女と触れ合えるのは、今しかないのに。
子供はどんどん成長していってしまうのに。
待っていてくれ長女。今の、この仕事さえ片付けば・・・
長女と思いっきり遊ぶのを楽しみに俺は頑張りました。
物事には始まりがあれば終わりがあります。
俺の抱えていた仕事もやっと終えることができました。
その帰り道、俺はワクワクソワソワ
どこに行こうかな?どこに行きたいかな?何がしたいかな?
バトミントンを持って公園に行くのもいいな?
長女はジェットコースターが好きだから、遊園地がいいかな?
アニメ映画を観たいって前に言ってたな。
UFOキャッチャーしに行こうかな。
あっ一緒に本を買いに行くのもいいかなぁ。
そうだ、いちご狩りもいいな。
よし、帰ったら長女に聞いてみよう。
俺は楽しみ過ぎて、ニコニコでした。
俺「ただいま」
長女「わぁお父さん」
俺(俺が帰ってくるなり駆け寄ってきて、かわいいのぉ)
「ちゃんと良い子にしてたか?」
長女「うん。ちゃんとお母さんのお手伝いもしたよ」
俺「そっか、いつも良い子にしてるから今度の日曜日どこかに遊びに行こう、長女ちゃんは何がしたい?」
長女「ぼーっとしたい」
俺「・・・そっかぁ」
うーん、たくましく成長してる