今回は不思議なお話をします。
先日、高校生の長女と「神秘的な体験」についての話をしていました。
(なんの話やねんって感じですが・・・)
長女は、1度だけ神秘的な体験をしたことがあると私に話してくれました。
3歳か4歳ぐらいの時、夢の中でだけ会える友達がいたそうです。
その女の子は、ユイという名前だったそうです。
その夢の中でだけ会えるユイちゃんと長女は約1年ぐらい、たまに夢の中で会っては遊んでいたそうです。
そんなある日、私の実家(長女にとってはおじいちゃんの家)の近くの公園で長女が遊んでいると、突然女の子が近づいてきて「一緒に遊ぼう」と声をかけてきたそうです。
その女の子は「ユイ」と名乗ったそうです。
ユイちゃんは「私、家出してきたの・・・っていうのはウソだけどね」と冗談を言って笑っていたそうです。
その現実の公園に現れたユイちゃんは、いつも夢の中で会っていたユイとそっくりだったそうです。
長女はこんな体験談を私にしてくれました。
この話を聞いて私はものすごい衝撃をうけました。
それと同時に何か不思議な感情がこみ上げてきました。
私は、かれこれ18年以上前にみた夢を思い出したのです。
まだ長女が産まれる前にみた夢です。
その夢の中では私たち夫婦に娘がいました。
私はその夢の中で、娘の名前を呼んでいました。
「ユイ」って・・・
その夢をみた朝に、私は妻に「俺、ユイって名前の娘がいる夢をみたわ」という話をしました。
妻はたしか「そうなんだ。ユイちゃんかぁ、女の子だったんだね」なんて言っていたような気がします。
現実には私たちの娘の名前はユイにはなりませんでした。
でも私はこの夢を今でも強烈に覚えています。
何故か鮮烈に覚えているのです。
だから長女が夢の中で、ユイという女の子と1年近くに渡って会っていた事。
そして1度だけユイが現実に現れたという話を聞いたときは驚きを隠せないのと同時に、私が夢でみたユイは本当に何処かにいるのではないかと思いました。
私が夢の中で会ったユイ。
長女が夢の中で会ったユイ。
長女が1度だけ、現実の公園で一緒に遊んだユイ。
これはただの偶然なのでしょうか。
それともユイが私たち家族と共にいるのでしょうか。
よくわかりません。
ただ、長女の話を聞いて不思議な感情が芽生えた私は、無性にこの文章を残したくなりました。
そしていま、深夜にもかかわらず、この記事を書いています。
そんな私たち家族にまつわる不思議で、そして暖かい。
何処にもいなくて、何処にでもいる、そんな女の子の神秘的なお話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。