テンジロウです。
この日本には道路交通法というものがありますね。
その中に歩行者優先のルールがあります。
例えば横断歩道を渡ろうとしている人がいたら車は止まらなければなりません。
当たり前で当然ですよね。
しかし、私はそのことがよくわかっていない運転者でした。
いや、わかってはいましたけど実感としてわかっていなかった。
いわゆるクズですね。
横断歩道を渡りたい人がいても気にせず走り抜けていました。
歩行者の方が待っているのも気づかないクズだったと思います。
もっと言ってしまえば、横断者は車が通りすぎるまで待つのが当然と思っていた超絶クズでした・・・
そんなある日、私は逆に歩行者として横断歩道で車が通りすぎるのを待っていました。
すると当時の私にとって驚くべきことが起こったのです。
なんと私の横断待ちを無視して通過した車が警察に捕まったのです。
え~~~~~~~~~!?
って感じでした。
横断歩道で待っている人がいたら、車を停止させて渡らせなければいけないんだ・・・
わかっちゃいたけど、本当に捕まるんだ・・・
なんか、すいません・・・
って感じでした。
それから私は横断歩道で待っている人がいたら止まるようになりました。
するとどうでしょう。
それから私の見える景色が変わりました。
なんと、お辞儀をしてくれる歩行者の方がいらっしゃるではないですか。
車は止まって当然で歩行者優先なのに、お礼をいわれるのです。
ただブレーキを踏んで車を止めただけで感謝されるのです。
こんなに嬉しい事はないって感じです。
横断者に先に渡ってもらう。
それだけのことで、すごく人に何かを与えることができた感じがするのです。
歩行者の方は私の車が止まって渡れる。
私は大したことしてないのに、ただ車を止めただけで感謝される。
こんなに簡単に人と人が喜びあえるなんて。
やらない手はありません。
今、私はわざわざ横断待ちの人がいないか探しているぐらいです。
もし、いたら「いやっほ~い」って感じで停車します。
そして「どうぞどうぞ、お先に渡ってください」と止まっている時の幸せ。
その上、お辞儀なんかされたときには喜びもひとおしです。
車を止めるだけで、人に与えることができるなんて。
歩行者と運転者でwin-winです。
これを続けていると、不思議と自分の周りで良い出来事が起こりだします。
誰かに与えた分は、ちゃんと自分に返ってくるようになっているようです。
嘘だと思ったらやってみてください。
横断歩道で止まるだけで本当に人生が好転しますから。