「すべてを奪われても何かに感動することができるのが人間の不思議さだ。」
って本で読んだ。
夕陽を美しいと思う心はなくならない。
すべてを奪われたとしても、感動する心は奪われない。
生きている限り、何かに感動することができる。
ホームレスがなけなしのパンくずを、ハトにあげている。
死ぬ直前まで、子供のことばかり考えている親がいる。
なにがあっても、それでも人生にイエスといえるか?
それが大事だ。
私は、なにがあっても人生にイエス!
・・・なんていえる自信はない。
でもしかし。
どんなに苦しくてつらい時でも
夕陽を美しいと感じたい。
自分が勝手に絶望のどん底にいたとしても
夕陽は変わらず美しい。
そのことを忘れずにいたい。
涙が出るうちは大丈夫だ。
心が生きている。
もうだめだと思えるうちは大丈夫だ。
人生に向き合っている。
先が見えないと思っているうちは大丈夫だ。
今がある。
だから私は、人生にイエスという。
とりあえず人生にイエスといってしまう。